あの時の検事さんか

 厚生労働省の村木元局長の冤罪事件において担当の前田検事が逮捕された。上村被告の自宅から押収したフロッピーディスクのデータを改ざんした証拠隠滅の容疑での逮捕である。彼一人の考えで行ったことなのかそしてこの事実を誰がどのように把握していたのか。もし仮にこの改ざんが真実であるのなら特捜部が作成した筋書きに沿って証拠を改ざんしたのであるからとんでもないことである。
 私はこの検事さんと一度お会いしている。東京拘置所で勾留中に間違えて私の部屋に入ってきたからだ。取調室は私が確か11室だったと記憶しているが一つおいて大久保氏が取調べを受けていた。たとえ取調室が近くても偶然にもすれ違うことは絶対にない。トイレに行くのにも他の者が出ているかどうか確認するからだ。だから当然他の検事さん達と会うことはないのであるが考え事でもしていたのか間違って入ってきたのだ。
 彼はなぜこのような事件を起こしてしまったのか。それは現在の特捜部の体制にあるのではないかと私は思う。ここについては次回にしたい。
 

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