2010年10月19日 のアーカイブ

まかり通る

2010年10月19日 火曜日

 昔、電力の鬼と言われた松永安左エ門は大病、倒産、投獄、3つのうち2つを経験していれば経営者として大成すると言っていたそうだ。とある支援者があなたはそのうちの一つを経験できたと思えばいいからと慰めてくれた。

  そう言われて励まされたのはいいが私自身、松永安左エ門なる人物をよく知らなかったので聞いた後に勉強してみることにした。 

 ネットをひいてみると財界人に小説にして面白い人物は誰かと聞いてみると松永安左エ門の名前が挙げる人が多かったと記述があった。

 小島直記の小説「まかり通る」を購入してみた。読み応えのある伝記である。小説は奔馬編と激動編の2部構成となっている。幼名は亀之助。長崎県の壱岐産。福沢諭吉が生きていた当時の慶応義塾に通っている。小説の中では当時の政治家や財界人との交わりが書かれているが福沢諭吉の養子である福沢桃介との友情と打算が折り重なる人間関係が最高に面白い。衆議院議員にもなっているが中野正剛と選挙区で戦っていたのには驚いた。

 松永は株の暴落で全てを失った後、隠遁生活に入る。女好きで遊び好きだった男が一切の俗世間との関係を絶ってひたすら読書に励む。勉強に励む。物事の真理を追い求める生活を2年間続けた後、起業して再起を果たした。

 自分自身、離党した後、消費者特別委員会の筆頭理事や農林水産委員会の理事などを拝命しているときよりは勉強する時間が出来ている。佐藤優さんのお陰で勉強会を開催し仲間と研鑽を積む時間を持つことも出来た。

 人生は七転び八起きである。頑張っていきたい。