北海道肉用牛生産者協議会

昨日、北海道肉用牛生産者協議会の全道集会が帯広で行われた。

協議会から講師の選定を依頼され講師として参議院議員の高橋千秋前経済産業大臣政務官をご紹介させていただいた。

高橋先生にはご多忙の中、帯広まで足を運んで頂いて心から感謝、感謝である。高橋先生には2年前も十勝に来て頂いた。JA三重経済連の出身であり農政通の先生なので講師として協議会の方々にも満足頂けたと思う。

私も講師の紹介を兼ねてご挨拶をさせていただいた。

昨日の演題は平成23年度畜産関連予算の概要と今後の畜産の展望であったが突然のTPP騒動の最中であったので時間の大部分を割いてTPPについてお話を頂いた。また肉牛の免税廃止が民主党のプロジェクトチームで提言が出た後でもあったのでこの問題についても意見を頂いた。先生はTPPについてはまずはテーブルの交渉につくべきでまったくつかないとなると今後、参加したいとなってもルールが出来上がった後では何も言えないと。日本に不利な内容であればそこで打ち切ればよいのであって最初からつかないというのはいけないのではとご自身の考えをお話ししていただいた。

TPPによってもしアメリカやオーストラリアの牛肉が無関税で入るということになれば黒毛和牛のA4やA5クラスしか生き残れないのではと言われている。北海道の肉牛生産の大半は乳用種及び交雑種であるので昨日集まった生産者にとっては死活問題である。もちろん技術革新によって生き残りのために努力をしてもらうことも必要であるが努力をしてもまだまだ太刀打ち出来ないほどの価格差があるのが事実である。安い外国産があるから肉牛農家を税金で保護しなくともいいではないかという意見もある。しかし私はその意見には組出来ない。酪農も肉牛も畑作も循環しあっているのでありひとつが極端に崩れることは他にも大きな影響が出るからである。

日本の和牛は海外で高い評価を得ている。海外戦略を描きつつ国産の振興に力を入れていきたい。

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