2010年11月10日 のアーカイブ

勲章や功労者年金

2010年11月10日 水曜日

 地方議員の年金の存続が危ぶまれている。自治体が平成の大合併で大幅に減少している事により掛け金をかける地方自治体の議員が減少しているので存続が厳しくなるのは時間の問題であった。恐らく来年の統一地方選挙までに結論が出るであろうが思い切って廃止すべきである。

 ちなみに私が国会議員に当選したときには国会議員の年金は廃止されたので(受給していた方はそのまま受給しているが)私は国民年金のみである。国会議員は10年在職、地方議員は3期12年在職で資格を得る事が出来る。地方議員年金を廃止する際に国会議員の年金支給も止めるべきと考える。

さて、文化功労者にも年金がある。今年の文化功労者が先日、発表された。

文化功労者は、文化の向上発達に関し特に功績顕著な方を顕彰する制度である。そして文化功労者の中から毎年5名程度文化勲章が授与される。どちらも立派な方々が選ばれている。長年の功績に対しての表彰であるので心からお祝い申し上げたい。特に連続テレビドラマで「ゲゲゲの女房」が放映された水木茂さんが受賞されたのは私もうれしかった。

さて、文化功労者は、現在では毎年度閣議了解を得て文化審議会文化功労者選考分科会の選考した者のうちから文化功労者が決定される。毎年15名が選ばれて文化功労者年金法の定めによって350万円の終身年金が支給される。

基本的に文化関係のお金を削ることは国家としてはあまりすべきではないと考えているので私はそのままでもよいと考える。しかし表彰された面々を見ると(ドラマで水木家は厳しい様子でしたので全てが当てはまるわけではないが)年金受給が必要でない方が多いようにも思える。

提案であるが文化功労者には受賞年金をご自身の選定する方で学生が入学してから卒業するまで(在学中に死去されたとしても卒業までは支給することとして)の個人名を冠した奨学金制度を作ったらどうかと思う。また本人が生存している間、特定の方に奨学金を支給するなど方法が考えられる。

芸術やスポーツの世界ではパトロンが必要である。しかしなかなか見つかるものではない。人を育てるという観点からこうした制度に変更することも一考の余地があるのではないかと思う。

勲章制度も政治家や官僚、大企業の経営者に与えるのをもう止めたらいいと思う。福祉に貢献した方などのみに与えたらどうか。政治家や大学教授は現職のとき既に大きな名誉を頂いている。大企業の経営者も大きな報酬を得ている。

福祉の充実と若者の育成が大事な今こそこうしたことへ貢献した方に名誉を与えることが大事と考える。