今朝、東京都知事候補の渡辺候補の街宣車を見かけた。もう拡声器を使っていい時間ではあったが無声で通り過ぎて行った。
有権者が投票時に何を基準に投票するのか。政策や人柄、所属政党など多くの理由があるがポスターや電話での依頼でというのは少ないし街宣車による宣伝で決めたという人は極めて少ない。
そう考えると街宣車による活動というのは実は内向きのムード作りのためのものということになる。
しかしそれにしても都知事選挙の話題がこれほど出ない選挙は珍しいであろう。
新聞、テレビ、雑誌どれを見ても震災特集ばかりであるので都知事選挙が行われていることすら知らない都民が多いのではないかと思う。
今後4年間の東京都のかじ取り役を決める選挙であるのでやはり延期して少し落ち着いた雰囲気の中で政策論争を交わした方が良かったのかとも思う。