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津波災害 - 河田恵昭

2011年4月2日 土曜日

地震後の3月15日にこの本購入した。

減災社会を築くとサブタイトルが目に飛び込んだのが購入したきっかけである。

しかし読んだ時に大きな衝撃を受けた。昨年12月に発行されたこの本はまさに今回の大津波へ大きな警告を発していた本だからである。

筆者は冒頭で2010年2月に発生したチリ沖地震で168万人に避難指示、避難勧告が出されたが実際に避難した人は3,8パーセント、津波常襲地帯の北海道や三陸などでも5,1パーセントであったことに危機感を抱いたのがきっかけとある。

そしてもうひとつが奥尻島での防災移転事業を取り上げて防災都市づくりを啓発しつつも過疎が進み人がいなくなれば意味がないことを示唆している点に共感した。

今後大切なのは若者が住める地域づくりを最優先で考えることである。子育て支援策、若者定住支援策である。防災に強い都市作りをしても過疎で人がいなくなっては意味がない。