2011年5月 のアーカイブ

内閣不信任について

2011年5月29日 日曜日

来週にも自民党・公明党が内閣不信任決議案を提出する見込みが高くなってきた。

国会の会期末にはセレモニー的に必ず不信任案を提出するがそれは会期内で一回しか出せないので前半に出してしまうともし後半になって内閣が失政をした時に使うことができなくなるからだ。

しかし今回は様相が違う。民主党内で造反する動きがあるからである。

菅さんを信任するのか。ほとんどの民主党議員が自信を持ってそうだとは言えない状況である。

しかし不信任に賛成するということは離党覚悟で行わなければならない。

私自身は無所属であるが先の統一地方選挙においては地元の民主党の選対本部長として指揮をとってきた。

厳しい判断である。

しかし地域の声や国民の声を聞いて判断したい。

深谷市議釈放について

2011年5月28日 土曜日

埼玉県の深谷市議が公選法違反で逮捕されたが処分保留で釈放された。

支持者らを飲食接待したとして逮捕されたが、事情聴取を受けた支持者側から飲食代を払ったのに払っていないとする証言を強要されたとして埼玉県警が抗議を受けていた。

会費は3000円であったが飲食代は一人あたり4900円かかったので一人あたり1900円を市議側が負担したという。市議側は選挙関連の話はせず会費負担も知らなかったと言っている。

選挙前の微妙な時期であるので軽率さは否めない。選挙の話はしなかったといっても会合の主催が市議側であれば疑われても仕方のないところだ。

しかしである。埼玉県警も選挙違反の摘発をあせるあまり杜撰ではないだろうか。

昨今、選挙違反の摘発が難しくなっている。当たり前であるが今時、1万円札を渡して投票依頼するバカ者はいない。

だからハードルが下がってきた。昔は摘発しなかった電話かけや運動員のアルバイト報酬に対して厳格に適用している。

もちろん法は順守しなければならないが証言の強要はいけない。

志布志事件の教訓を生かして捜査にあたってほしい。

農業会議でのあいさつ

2011年5月27日 金曜日

北海道農業会議の要請集会に招かれたのでお伺いして挨拶をした。

昨年は野党側での招待であったので自民党の先生方の前で挨拶だったが今年は与党側で招待を頂いたので昨年よりは気分的に楽であった。

一日前に十勝の地元の方とは一時間にわたり議論させて頂いたので十分要点を聞くことが出来ていた。

農地法改正や規模拡大加算政策の変更により農業委員の現場でも政策と現実が乖離しているので見直しをしてほしい部分についてしっかりと取り組くことをまずお約束させて頂いた。

次にTPPについてお話をした。私は一番大切なのは本当に日本の国民、特にサラリーマンの給与が締結によって上向くかどうかこれをしっかり検証して国民のためになるのであれば締結すべきだと思っている。しかしながら私はそうはならないと確信している。だからこそ反対していることを伝えた。

農業者の死活問題、自給率に影響するなどという議論をしていては駄目である。

自由貿易をより推進していくことがいいのか、自由貿易を堅持しつつやはり一定の保護は必要なのか今まさに問われているのである。

エマニュエルトッドは合理的保護主義を唱えている。一定程度の保護を行い域内の給与を上げなければ消費力が上がらずいつまでたっても景気が上向かないと主張している。

私も同感だ。

国民にTPPが真の国益になるのかどうかをきちんと論理的に訴えない限り郵政民営化と同じような末路をたどることになる。農村議員が自分の支持層を固めるために反対しているのだという構図にはしてはいけない。

佐藤優氏の勉強会を再開

2011年5月26日 木曜日

昨日、延期していた佐藤優氏の勉強会を再開した。

カール・マルクスのブリュメール18日を読み現代政治を分析していく会である。

第6章で議会と大統領と憲法との複雑な関係を説明しているが、硬性憲法下では改正にハードルがあるのでもう改正できないのであればクーデターしかないという考え方になり、クーデターを誘発しやすい危険性を指摘。そして佐藤氏は日本で危険なのは天皇の権威を利用してクーデターをしよるとする勢力と説いた。

また現状の政治についても言及し菅総理と小沢一郎元代表との確執に触れ、お互いが名誉ある撤退をすべきといい不信任案賛成による混乱回避が望ましいのではと自身の考えを述べた。

来週の6月1日の党首討論の後に内閣不信任案の提出がささやかれている。

私自身は無所属であるので民主党のルールには縛られない。がしかし実質的には与党民主党と協力しながら政治活動を展開している。

連携がなければ予算の獲得や法律案件において力を発揮できなかったと思う。

地元の支援者の声を聞きながら判断してまいりたい。

水谷功元会長と大塚運転手

2011年5月24日 火曜日

今日は水谷功元水谷建設元会長と東京支店の運転手だった大塚運転手の尋問が行われた。

大塚運転手は問題の平成16年10月15日に全日空ホテルに川村社長を運転して連れて行ったかどうかが焦点だ。

本人は記憶が無いといい全日空ホテルに連れて行ったことはあるが平成17年以降だと記憶していると答えた。

しかし調書はその日に連れて行ったかのような調書になっている。

弁護士が問いただした。

① 何度もその日に行ったかどうかわからないと言ったの結果としてその日に連れて行った調書にされてしまった。

② 調書に署名するように迫られた仕方なく署名した。

と証言し調書について腹を立てていると証言した。

午後は水谷元会長の尋問である。

一度、鈴木宗男事務所でハプニングでお会いしたことはあるが改めて見ると迫力あるなと感じた。しかしどこか憎めない愛嬌を感じさせる方だ。

今日の証言のポイントは以下の通りである。

① 水谷建設では裏金を渡す時に見届け人を付けないことは通常は無い。

② 指定人以外の人間が来た時にはその場で確認の電話を入れるのが普通である。

③ 金を出して2日も間を置くことはあり得ない。

④ 成功報酬で支出することはあるがそれ以外では意味が無い。

⑤ 川村社長に親しい女性がいたのでそちらに支出したのではないか。

という点が引き出された。

なぜ川村社長は嘘を塗り固めなければならないのか。早く真実が知りたい。

今時の学生事情

2011年5月23日 月曜日

札幌学院大学で講演を行った後で学生さんと懇談の機会をもった。

最近は学生がサークル活動に参加しなくなりサークルに所属する学生が少なくなっていると聞く。

実際、私が大学時代に所属していたサークルの新入生の数を聞くと当時より少ない。

私はサークルや部活に参加しなくともバイト先で友人を作ったりネットで友人を作ったりできる時代なのでわざわざサークルなんかに所属しない学生が増えているのだと思っていた。

しかし学生や雄弁会の顧問の先生とお話をしているとどうも事情が違う。

景気の悪化に伴い親御さんの給与の削減等で仕送りが出来なくなり余儀なくバイトをしたりしている学生が多く存在している事。

そして学費や家賃を稼ぐためにバイトしているうちに本業がバイトになってしまい学校に来ることが出来なくなる学生が多いことも聞かされた。

親の資産の格差が教育格差に結びついているとは指摘されていたが実際に現場の方や学生に話を聞いて日本社会に格差が広がりつつあることを実感した。

エマニュエル・トッドは給与水準を上げない限りこの不況から脱することは出来ない。だからこそ各国が合理的な保守主義政策を取るべきと主張している。私も同感である。

これ以上、格差が広がらないように新自由主義政策と決別し合理的な保守主義政策を取るべきである。

日本ハムツアー

2011年5月21日 土曜日

久しぶりに日本ハムツアーに参加した。

これは民主党十勝が北海道に本拠地を移した日本ハムを応援しようと2005年に始めた催しである。日ハムの応援と合わせて地元のバスを使い地元の弁当屋で弁当を買い地域経済への貢献もしていこうということで始めた。

当初はバス1台でのスタートであった。最初はどれくらい集まるのか不安な中での集まりであったが回数を重ねるごとに参加者が増えとうとう今回はバス7台、303人の参加となった。

この催しを提案した黒田さんや実行委員長の山田さんには頭の下がるしいつもお手伝いをしてくれているスタッフにも感謝したい。

試合はあと一歩というところで勝利を逃したが首位争いをしているので今年は優勝してほしいと思う。

電力の発送電分離について

2011年5月19日 木曜日

電力会社の発送電分離について菅総理が望ましいと発言している。

各紙の一面で取り扱われていたし電力会社の地域独占体制に対して非常に批判的な記事が多い。

しかしここはじっくり考えなければならないと私は考えている。

理由は後日きちんと整理して述べるが郵政の時と同じように一時の流れで国家エネルギー政策を決めてはならない。

菅総理はどうしても国民受けがいいと思うとすぐダボハゼのように飛びつく。

国家百年の計である。じっくり議論してほしい。

湯誓

2011年5月18日 水曜日

田口佳史先生に書経を学ぶ勉強会に参加してきた。

部会や他の勉強会と重なっているせいかいつもより議員の参加が少なかったがこのような激動期だからこそ中国古典を通して今何を考えどう動くべきか学ぶべきと私は思っている。

先月はガソリンやお米の買い占めが起きたことに対して先生は政府の府とは倉庫の事。国民に対して十分な物資が行きわたるようにするのが政府の役目だと説いた。そして不安感から来る買い占めを引き起こし人心を落ち着かせることの出来ない政府に対して苦言を呈した。

今月の場面は夏王朝を倒して新たな王朝を倒そうという時に湯王が部下に対して話したくだりである。

湯王は天の命により夏王を誅すると言いもし自分の言葉に従わなければ皆を殺すと。それは天の言葉に背かせるわけにはいかないという湯王の覚悟が伝わってくる。

菅政権に対して不信任案を出す動きがあり民主党の中にも同調する動きがある。

菅政権では日本はこのままでは駄目になるという信念を持つ気持ちが心底あるかどうかがカギだと思う。

菅では選挙が戦えないから首を変えるだけというのでは駄目である。

賛成するつもりの議員は湯王の信念を持って事にのぞんでほしい。

札幌学院大学

2011年5月17日 火曜日

連休前に一本の電話が帯広の事務所にかかってきた。

大学の雄弁会が私にお話をしてほしいというものだった。

札幌学院大学の雄弁会主催の講演会である。刑事被告人であり民主党を離党している私でいいのか確認するように秘書に問い合わせするように指示した。そうすると離党してるからこそ自由に話してくれるのではという事であった。

確かに離党して外から民主党を見ることが出来るようになったし政権交代した後の民主党の何が間違いであったかを少しではあるが見えるようになってきた。

「脱官僚」。

政権交代前は政治の停滞、日本経済の衰退などすべてが官僚政治が招いたものでありこれを打破するには自民党政権から民主党政権に変わらなければ打破できないという空気が政権交代を実現させた。

しかし国民の期待に反し政権交代後の民主党は迷走した。

なぜか。

「脱官僚」の意味をはき違えていたからだ。これは官僚がどうしても決断できないものを政治家が責任を取って決断し国の方向性を変えていくということであり決して官僚に頼らないということでは無かったからである。

私も勘違いしていた部分もあるし多くの民主党議員も勘違いしていたと思う。

いろんな思いを含めてお話をしたいと考えている。