2011年5月23日 のアーカイブ

今時の学生事情

2011年5月23日 月曜日

札幌学院大学で講演を行った後で学生さんと懇談の機会をもった。

最近は学生がサークル活動に参加しなくなりサークルに所属する学生が少なくなっていると聞く。

実際、私が大学時代に所属していたサークルの新入生の数を聞くと当時より少ない。

私はサークルや部活に参加しなくともバイト先で友人を作ったりネットで友人を作ったりできる時代なのでわざわざサークルなんかに所属しない学生が増えているのだと思っていた。

しかし学生や雄弁会の顧問の先生とお話をしているとどうも事情が違う。

景気の悪化に伴い親御さんの給与の削減等で仕送りが出来なくなり余儀なくバイトをしたりしている学生が多く存在している事。

そして学費や家賃を稼ぐためにバイトしているうちに本業がバイトになってしまい学校に来ることが出来なくなる学生が多いことも聞かされた。

親の資産の格差が教育格差に結びついているとは指摘されていたが実際に現場の方や学生に話を聞いて日本社会に格差が広がりつつあることを実感した。

エマニュエル・トッドは給与水準を上げない限りこの不況から脱することは出来ない。だからこそ各国が合理的な保守主義政策を取るべきと主張している。私も同感である。

これ以上、格差が広がらないように新自由主義政策と決別し合理的な保守主義政策を取るべきである。