2011年6月5日 のアーカイブ

母校が無くなる日

2011年6月5日 日曜日

昨日、母校である函館ラ・サール高校の東京同窓会に出席してきた。

金曜日の夜が遅かったので睡眠不足のまま会場に向かった。

しかし函館の同窓会長である齊藤さんのご挨拶を聞いて眠気が吹っ飛んだ。

このままいくと何と母校がなくなるかもしれないというショッキングなお話だったからである。

私の同級生は約360人。AクラスからHクラスまであり教室はびっしりであった。

十勝地域からも30人前後は来ていたし、地元の公立高校を合格してもほとんどがラ・サールに来ていた。

しかし最近はほとんど地元の公立高校に行ってしまうと私がお世話になった塾の先生より聞いたことがある。

もちろん地元公立高校の頑張りに水を差すつもりではない。ただ自分の母校のことなのでつい寂しく思えてしまうのだ。

現在、一学年は170人とのこと。往時の半数の人数である。優秀な生徒を取ろうとすると数を絞らざるを得ないということだと思う。

ここで問題は二つである。少子化の問題だ。私自身も反省しなければいけないのであるが団塊ジュニアが晩婚なため子供の出生率が落ちていることが原因なのは誰もがわかっていることだ。二つ目が親の賃金下落である。函館まで行かせるのが大変になってきているということである。

先だって札幌学院大学の教授との話の際にも書いたが親の所得格差が子供の教育格差につながる社会に日本がなってきているのを徐々に感じる。

エマニュエル・トッドが提唱する協調的保護主義路線をとり日本をデフレから脱却させて平和で平等な社会の実現を目指さなければならない。