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野田・馬淵

2011年8月9日 火曜日

文芸春秋9月号で3人の民主党政治家が政権構想を語っている。

野田財務大臣、馬淵前国土交通大臣の2人である。

野田大臣は「わが政権構想ー今こそ中庸の政治を」と題し奇策を排し「和の力」で日本を再建すると訴えている。原発については短兵急に輸出を止めるべきでないと主張。日本の技術を新しい国際貢献とすべきと言っている。面白かったのはトヨタの創業者である豊田佐吉翁が関東大震災後の1925年に個人で帝国発明協会に電池技術の発明懸賞金として当時のお金で100万円(現在価値で10億以上)を寄付した際に条件が「発明者は日本人に限る」のたった一つだったというエピソードを紹介し東日本大震災後の日本の再生は技術確信にあるとエピソードを引用しながら語っている事だ。

馬淵前大臣は一匹狼の挑戦状と題し「民間の経営感覚で、原発問題を処理し、危機に強い国家を作る。そして経済成長を実現する」と訴えている。そしていわゆる派閥の解消を訴えている。原発の放射性廃棄物の処理について「トイレのないマンション」との表現は目を引いた。この問題を逆手に取り技術革新をしていき産業の活性化につなげるべきと主張している。

財政については消費税増税について野田さんは踏み込んでいなかったが馬淵さんはこの点についてはっきりとノーと言っているのが大きな違いと言えるかもしれない。

菅さんがいつ辞任するかはわからないが私は基本的に誰がなってもまた総理が悪者にされる構図は変わらないと思っている。

昨年、菅さんが総理になるとき応援していた奴らはどこに行ったのか。今なんと言っているのか。

与党にいるというのは予算と法律を作る権限を握っているのだから批判されて当たり前なのである。

それに耐えうる胆力が無い限り誰がなってもひとたび民主党のリーダーがマスメディアに攻撃されたらいい子ちゃん議員はすぐに一緒になって批判に回るだろう。

今、民主党に必要なのは強いリーダーではない。

一人一人が強くなることが必要なのである。