デフレとTPP

小沢ー仙谷会談が憶測を呼んだ。

天敵同士の会談だ。かつて野中広務氏が「悪魔と手を結ぶ」と表現して自自連立が実現したが今回の仙谷氏の心境は「悪党と手を結んでも」かもしれない。

私としては細野氏が小沢側近と先週から接触し「橋渡しをしたい」と申し出ていたと聞いていたのでやはりかと思った。

ここにきて西岡総理かもという声も上がっているが憲法で総理大臣が国会議員から選ぶとなっているとはいえ憲政史上、参議院議員の総理はいない。面白いとは思うがここは前原氏と小沢氏との政権運営の思惑が一致するかどうかにかかってくるだろう。

党員資格停止の解除は些末な問題である。調書が不採用になったとはいえ裁判を抱える刑事被告人のみに変わりはない。裁判を終えて堂々と無罪を勝ち取り復権を果たした方が「マスコミ」「野党」「反小沢」の面々にぐうの音も出ない形で復帰する方がいいと思う。

ここは政策の方が問題だ。

前原氏は増税には反対でデフレ脱却が第一と言っている。

まさにその通りである。しかしそして成長戦略を描くべきと唱える。しかしTPPの推進がデフレ脱却につながるとは私は思えない。

むしろデフレを加速させる危険があるからである。

農林系議員にも前原氏への懸念が広がっているのはTPPへの対応が賛同しかねるからであろう。

しかし農村部だけの問題ではない。

27日からは討論会が始まる。

各候補はデフレ脱却とTPPについてきちんと意見を述べてもらいたい。

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