野田内閣の要である官房長官に藤村氏が内定した。
当選6回。日本新党出身の野田氏の盟友である。
官房長官の位置づけというのは近年、大幅に変わってきた。私自身は青木官房長官、野中官房長官の頃から総理秘書官の統括的立場からまさに番頭役に変わってきたと思う。
だから実力者が配置されるようになってきた。
しかし野田氏はあえて実力よりも自分との信頼関係の厚い人間を指名した。
何故だろうか。
菅内閣を見ていてのことだと私は分析する。
寝首をかくような官房長官では駄目だということだろう。
吉と出るか凶と出るか。
藤村氏の手腕に注目が集まる。