2011年10月19日 のアーカイブ

脂肪税

2011年10月19日 水曜日

デンマーク政府は国民の平均寿命を延ばすためという名目で「脂肪税」を導入した。

内容はバターなどの動物性脂肪に多く含まれる「飽和脂肪酸」を一定以上含む食品に対する課税である。

デンマークは酪農が盛んだ。私は昨年、デンマークとオランダに酪農と畜産の視察に行った。無所属の私は委員会視察にはお呼びがかからない。私費で行ってきた。日本酪農の父である黒沢酉蔵が目指したのはデンマークの酪農であったということからもわかるようにデンマークの酪農は世界のお手本だ。私はダーラム農業学校という世界中から学びに来ている農業学校とデンマークは豚肉の輸出額が世界一の国でもあるので欧州一の豚加工工場であるダニッシュクラウン社なども視察してきた。

その国でこの脂肪税が世界初の取り組みとして導入された。

政府は国民の健康を改善し、平均寿命を延ばすのが目的と言っているが実際のところ財政再建のためではないかと言われている。

メーカーとしては調査及び表示にコストがかかるためにコスト高となる。

私が思うのは平均寿命がたとえ伸びたとしても寝たきり老人が増えるようでは意味がないだろうと思っている。寿命が延びることによって薬業界や医療業界が喜ぶことでは延ばしても意味が無い。むしろ家族にとっても寝ている本人にとっても不幸になることもある。

脂肪税の導入は国家としての実験であると思うが効果を見定めたい。