2011年11月 のアーカイブ

大久保尋問始まる

2011年11月30日 水曜日

大久保秘書の証人尋問が今日から始まった。

釜石の自宅は津波で流されており仮の住居で過ごしている中で精神的には大変だろうと思う。

今日の尋問のポイントは

① 大久保氏がどの程度、政治資金規正法を理解していたのか。

② 作成に全く関与していないのか。

というところだと思う。

私は「名ばかり会計責任者」と命名しているが実態はそんなところである。

私は名ばかり会計責任者の事務所は相当数多いと思っている。実際に事務所の責任者を登録しているところが多いからだ。しかし中身の確認は大きい事務所であれば経理の担当に任せてあるだろう。

私は今回の裁判所の判断が捜査のハードルの高低に関わってくると分析している。

下がりすぎれば政治家にまで及んでしまう恐れが出てくる。

判断を注視したい。

更別村農民連盟50周年記念式典

2011年11月28日 月曜日

今日は更別村農民連盟50周年記念式典で講演を行う。

更別村は平均耕作面積は50ヘクタール近くになる。大規模経営の十勝でも先進地域だ。特に煮豆の原料となるいんげんまめは日本一の生産量を誇る。その他、小麦など畑作物の生産は国内有数の地帯である。

加工原料作物を作っている同地域にはTPPの影響は大きい。今日の講演でも今後の進展はどうなるのか。どういう対策を取るのかと質問が来ることが予想される。

TPPは医療や公共調達など多くの分野にわたって影響が大きい。世論調査で賛成が上回っているもののよくわからないという回答が多いのも情報不足で判断できない国民が多いからと思う。

日本の農業と地域を崩壊させないためにもどんな自由化になっても生き残っていける対策が必要である。

東日本大震災の時に国民連帯税構想が出てきた。東西ドイツ統合の際に行われたものを参考に提案された。

日本の輸出産業を守ることと地方経済を守るためにこうした構想を議論することが求められている。

国会の中でこうした議論を仲間に提言していきたい。

新党の動き

2011年11月26日 土曜日

先週のメルマガ「汚名返上」で新党の行方について触れておいたが早速、動きが出てきた。読者からの反響も大きかった。予想通りの展開だからであろう。

動きとは亀井氏が石原氏などと連携を模索している事を発表したことだ。各政党の反応は様々であるがみんなの党が特に厳しい反応を示しているのは埋没を恐れてのことだと察する事が出来る。新党ブームに陰りがあるとはいえやはり新党結成は一時的なブームを作るからだ。

国民新党と民主党では今後どのような動きが予想されるのか。

国民新党は連立離脱カードを使い何度となく駆け引きを行ってきたがTPP交渉入りが郵政法案の中身に大きな影響を与えるたことは必至であるので今回はブラフで済まないかもしれない。しかし与党を離れると郵政改革が更に悪い方向に舵を切られてしまうというジレンマがある。

民主党内部はTPP慎重派と消費税増税反対派が判断に苦慮している。

その理由は小沢氏の動きが見えないからであろう。

きょう松木代議士の地元に小沢氏が講演で入ることになっている。

何らか水面下での動きが二人の間であるかもしれない。

12月の政局は目が離せない。

池田町官製談合事件を受けて

2011年11月24日 木曜日

池田町発注工事の指名競争入札で特定業者が受注できるように業者選定した官製談合の疑いで偽計入札妨害と入札談合等関与行為防止法違反の疑いで池田町の課長らが逮捕された。

11月14日から道警の動きは慌ただしかった。当初は水道工事に関わる談合が指摘され、具体的な名前が飛び交っていたが逮捕に至らなかった。翌日以降、池田町の職員が呼ばれたと情報が出ていたが22日に逮捕劇となった。

公平な入札に談合は許されない。特に官製談合は平等な競争機会を与えないことになるので捜査により談合のメカニズムの解明は不可欠だ。

だが今回、気になるのは町職員の動機である。

金品を受け取っていたなら釈明の余地はない。アウトだ。

しかし地元業者をという気持ちで自身への個人的な見返りなくやった場合には多少、気の毒な気もする。もちろんあってはならないことではあるが偶然、その職に就いたばっかりに退職金を含め公務員人生を定年間際で棒にふってしまったことには同情を禁じ得ない。

地域への配慮でJVを義務付けている。公平な競争入札の中にもある程度地方への配慮をしていかなければならないのは当然だ。そうした仕組みづくりを改めて考え直さなければならないだろう。

また最盛期の半分以下に公共事業が減少する中でやらなければいけないことは建設業から他産業への業種転換支援である。農業や林業などの転換を支援し雇用の確保を図らなければならない。6次産業化はその一環であるのでフードバレー構想の実現は不可欠だ。その為にも総合特区承認を勝ち取るべく奔走していきたい。

突然の出来事で

2011年11月20日 日曜日

昨日は足寄後援会主催の国政報告会並びに結婚を祝う会を開催して頂いた。

足寄銀河ホールで国政報告会を行った際に、前足寄町議会議員であり民主党足寄の代表である谷口さんに来賓挨拶をして頂いた。

谷口さんの息子さんは同級生でもあるので出馬以来、一貫して支えていただいている。私が逮捕された時も悔し涙を流してくれた。

最近、手術をされて入院していたが昨日は退院して元気な顔を見せてくれていた。

挨拶の途中で突然、倒れた。今もあのシーンは鮮明に記憶している。まるで落雷に撃たれたように一瞬、跳ね上がり横に倒れていった。安久津町長や私は壇上に駆けつけ様態を確認しすぐに救急車を呼んだ。足寄町立病院に搬送された後、帯広に向かったが昨晩はずっと意識不明のままであった。

私も気にしながらなかなか寝付けないうちに朝を迎えたが息子さんから電話があり「意識が戻ったから」と言われ「ほっと」した。

改めて日本の救急医療体制の素晴らしさを実感した一日であった。

韓国次官が発言

2011年11月18日 金曜日

昨日のブログで韓国について触れたが早速、動きがあった。

韓国外交通商省の朴第一次官は17日の国会答弁で、日本が交渉参加方針を表明した米主導のTPPについて「論議の状況を見ながら参加するかどうかを決めても大丈夫と考えている」と述べた。(北海道新聞朝刊・ソウル共同発)

16日には李調整官が逆の発言をしているからこれから議論になっていくのだと思う。

米韓FTAが進まない理由を昨日、書いたがTPPに韓国が加わることで米国の圧力をはねる力が増えることになると思う。

米国と中国との勢力のはざまで苦しむ両国が連携をしていくことは大事だ。

カナダ参加表明と韓国

2011年11月17日 木曜日

TPPはより大きな経済圏へ移行しようとしている。

最終的にはFTAAP(アジア太平洋自由貿易地域)が予想されている。

私は中身がまだはっきりしない段階での交渉参加には反対だ。しかし野田政権が早々に参加を表明(事前協議にとどまったという解釈は通用しない。)した以上、もう戻れないであろう。

しかし韓国の動きは参考になる。

韓国国内で今、大騒ぎになっている理由は実際に交渉内容が国民に知らされずにきていよいよ調印となった時に「実は韓国の郵政は新しい商品を作れない」など不利な内容がわかってきたからである。

またISD条項の問題などまだクリアできていないものもあり来年4月に総選挙、12月に大統領選挙を控える与党ハンナラ党が強行採決を出来ないでいる。最近行われたソウル市長選挙で与党候補が大敗したのも進まない原因だ。

韓国は日本と似ていると言われるがそれは工業製品輸出によって国家を富ませている点である。そして食糧自給率がお互い低い。しかし農業状況が全て似ているかというとそうではない。小麦も作らないし砂糖も全て輸入に頼っている。守るべき基幹作物が日本より少ない。

日本世論もTPPは進めるべきだという意見が多い中で野田政権が情報を出していない、中身がわからないという意見が多数を占めているのもアメリカの交渉力に負けてしまう恐れが潜在的にあるからだと思う。

そういう中でカナダが交渉に参加する意向を表明した。カナダは資源輸出国であり農産物の輸出は脅威であるがこのカナダも酪農や鶏卵、鶏肉を守るために例外が認められないとして参加表明していなかった。

しかし日本の表明を見て表明した。メキシコも表明しコロンビアやフィリピンも関心を高めている。

守るべき物はある程度認める。こうした方向で交渉がなされるためには同じ考えの国が加わるのはいいことだと思う。

まだ我々は衆議院での国会批准という武器がある。あまりにも日本農業並びに日本を破壊する内容であれば決して通さない覚悟で頑張りたいが一方で政権が進めるならば韓国などを誘う戦略も考えるべきだろう。

陸別会に出席

2011年11月16日 水曜日

先週の土曜日に東京陸別会に出席してきた。

週末は地元行事優先にしているので出席したことが無かったのだが今年は結成10周年ということで出席させて頂いた。

初めての方も多く「テレビで見てます」と言われたりするともっといいことで見てもらえるといいのだがと思ったりもする。

陸別町は人口2000人くらいの小さな町である。基幹産業は酪農と林業が中心だ。日本一寒い街で知られており毎年2月には「しばれフェスティバル」を開催している。

町の開祖はこのブログでも取り上げたことがあるが医師であった「関寛斎」である。民主党の梅村参議院議員が関氏の子孫にあたる。

人口に比して出席者が多いのが特徴的であった。町に対する愛着の強さと郷愁が強いのだと思う。

TPPによって厳しい自由化の波が押し寄せる懸念があるが陸別町の寒さを生かしたビジネスを構築できるように頑張らなければと改めて考えさせられた。

豆やジャガイモを保存するのに冬の冷気をうまく利用しているところが徐々に出てきている。雪氷ビジネスの更なる展開を考えていきたい。

暴排条例

2011年11月13日 日曜日

暴排条例に関するシンポジウムにこれから出席する。

月刊日本主催のシンポジウムにパネラーとして出席を依頼されたからだ。

まあ私の裁判が暴力団の裁判の構図と似ているなどと検事に言われたことがあるがとにかく引き受けることにした。

島田伸介が暴力団幹部との密接交際を問われ芸能界を引退したことは記憶に新しい。

警察も東京都と沖縄県で暴排条例を施行し暴力団壊滅に向けて動いている。

仙谷元官房長官が「自衛隊は暴力装置」と発言したことが一時、話題となった。しかしこの発言自体に誤りはない。マックス・ヴエーバーは「国家とは、ある一定の領域の内部で正当な物理的暴力行使の独占を要求する人間共同体である」と定義している。

警察権力が拡大しこの世から一切の暴力が無くなることは望ましいことである。しかしそれは可能だろうか。

そして警察権力の拡大は天下りの確保に向かうのではないのか。

今日のシンポジウムでは「ナショナリズムは悪なのか」著者の萱野稔人さんと作家の宮崎学さんとの対談である。

そのあたりをじっくりお話していきたい。

TPP交渉参加リミット

2011年11月11日 金曜日

野田総理がTPP交渉へ参加を決断するリミットが来た。

APECを前に党内議論を集約して昨日は記者会見をする予定だったのが急遽キャンセルになった。

党内の反対・慎重論があまりにも大きいので配慮したのであろう。

しかし参加表明の姿勢を崩したわけではない。恐らく、これから参議院予算委員会が終了後に記者会見を行うはずである。

TPPについてメリット・デメリットは言い尽くされてきた。新聞やテレビのアンケートでも賛成が反対を上回っているのは消費者に対するメリットが大きいと判断している事と反対や慎重を表明している議員が業界などに対してへの配慮であり国民のための反対と映っていないのが原因かもしれない。

私自身は拙速だと判断しているので慎重という立場だ。

歴史的に見て自由貿易は拡大してきたしこれからも拡大していくであろう。

WTOがなかなか進まないので二国間交渉が進んできたがTPPはスピードが早すぎると考えている。

交渉を表明した後は批准に関わり衆議院での採決が求められることになる。

その時が大きな山場になるだろう。