‘経済’ カテゴリーのアーカイブ

農業の起源

2011年6月24日 金曜日

柄谷行人氏の著作「世界史の構造」をテキストにして新党大地で勉強会を行っている。

佐藤優さんが解説をし読み回すというスタイルであり私の勉強会と同じスタイルである。

冒頭、出席者から質問がありなぜ声を出しての読み回しを行うのかという質問が出された。佐藤氏曰く「見る」と「読む」とは違う。江戸時代の寺小屋では必ず音読をさせていた。読むというのは意味を理解するということである。声を出して読むことによって理解を深めることの大切さをお話された。

さて、昨日は第2部国家の起源についてテキストを参考に勉強を行った。そこで一般的なドグマの排除から始まった。それは農業・牧畜が始まり、人々が定住し、生産力の拡大とともに、都市が発展し、階級的な分解が生じ国家が生まれたという見方の排除である。

柄谷氏は定住化は農業以前に起こっている事であり国家は農業革命の結果ではなく、その逆に、農業革命こそ国家の結果と説く。農業の起源は農村ではなく、さまざまな共同体からの事物や情報が集積し、技術者が集まる都市にあると指摘している。様々な農耕技術、品種開発、家畜化が生じたのは都市であり農業・牧畜は都市に始まり、それが周辺に広がっていったと。

技術と情報を駆使したら農業が広まることを理論的に説明している。

農商工連携や六次産業化によって地域興しを目指す運動が活発だ。

十勝もフードバレー構想を掲げている。

技術の発展と情報収集及び発信のための予算確保にこれからも取り組みたい。

国際食品工業展

2011年6月10日 金曜日

国際食品工業展の招待状が来ていたので伺ってきた。

これは食品を加工する機械や装置を集めた見本市であり34回目を迎える今回は645の企業が参加している。

最近お知り合いになった静岡県の酪農機械製造会社からの招待である。

この会社は酪農を支えている女性が副収入を得ることが出来るような仕組みを作りたいということで一人で簡単にできるチーズ機器を製造している。私も酪農家の青年から乳製品に付加価値を付けて売りたいがどうしたらよいだろうかと相談を受けることがある。

酪農家の中で生乳を生産している段階から更にワンステップ進んでチーズやヨーグルトを生産し販売したりまたは牧場を整備し体験型牧場でアイスつくりなどを行うことで観光客を呼び込んだりして収入を確保できればと考えている人は少なくない。なぜなら原料高に伴って乳価が上がらないからである。

民主党に所属していたころ党内に酪農や畜産の部会が無いので自分で酪農畜産対策小委員会を立ち上げた。

毎月、全国の酪農家や畜産農家、各種団体の方をお呼びして今後の酪農畜産のあり方などを模索していた。

その中で討議していたのが6次産業化を進めていくという事であった。

生乳を加工し付加価値を作り所得を上げていくためには導入コストの低減が求められる。

低コストで導入できる製品作りを頑張ってほしいと思う。

今時の学生事情

2011年5月23日 月曜日

札幌学院大学で講演を行った後で学生さんと懇談の機会をもった。

最近は学生がサークル活動に参加しなくなりサークルに所属する学生が少なくなっていると聞く。

実際、私が大学時代に所属していたサークルの新入生の数を聞くと当時より少ない。

私はサークルや部活に参加しなくともバイト先で友人を作ったりネットで友人を作ったりできる時代なのでわざわざサークルなんかに所属しない学生が増えているのだと思っていた。

しかし学生や雄弁会の顧問の先生とお話をしているとどうも事情が違う。

景気の悪化に伴い親御さんの給与の削減等で仕送りが出来なくなり余儀なくバイトをしたりしている学生が多く存在している事。

そして学費や家賃を稼ぐためにバイトしているうちに本業がバイトになってしまい学校に来ることが出来なくなる学生が多いことも聞かされた。

親の資産の格差が教育格差に結びついているとは指摘されていたが実際に現場の方や学生に話を聞いて日本社会に格差が広がりつつあることを実感した。

エマニュエル・トッドは給与水準を上げない限りこの不況から脱することは出来ない。だからこそ各国が合理的な保守主義政策を取るべきと主張している。私も同感である。

これ以上、格差が広がらないように新自由主義政策と決別し合理的な保守主義政策を取るべきである。

電力の発送電分離について

2011年5月19日 木曜日

電力会社の発送電分離について菅総理が望ましいと発言している。

各紙の一面で取り扱われていたし電力会社の地域独占体制に対して非常に批判的な記事が多い。

しかしここはじっくり考えなければならないと私は考えている。

理由は後日きちんと整理して述べるが郵政の時と同じように一時の流れで国家エネルギー政策を決めてはならない。

菅総理はどうしても国民受けがいいと思うとすぐダボハゼのように飛びつく。

国家百年の計である。じっくり議論してほしい。

復興枠への不安解消ーコンソル債含めた議論を

2011年3月22日 火曜日

20日に地元に戻り地震による地域の影響や今後の懸念についてお話を伺いに歩いた。

また後援会役員会を開催し震災に関して国政報告会を開催した。時節柄関心が高く多くの方々にお集まりいただいた。

さて、十勝管内においてはインフラ基盤や人命に関わる大きな損失は無いが船舶の被害や旅行のキャンセルそして牛乳パックなどの製造先が本州であり工場の損壊などにより影響が出て来ている。今後は農産品の風評被害などが心配されるので正確な情報を海外に発信しなければならないと感じた。

そして配合飼料の高騰や資材の高騰がじわじわと来ている。配合飼料価格は上昇しており通常補てん金の準備金も底を尽いてきているのが心配である。今週の金曜日の畜産部会で加工原料乳補給金の値段などが決定されるが私は裁判の関係で明日の農林水産委員会に出席出来ないので酪農家への支援をきちんとしなければならないと仲間の与党議員に伝えた。

地域から心配の声が上がっているのが震災復興資金の重点配分による地方への予算カットである。公共事業のみならず影響は多岐にわたるかもしれない。被災地域への最大限の支援は当然であるが全体への影響も考えていかなければならない。

復興資金として予備費(約2兆円)や他の予算のカット(子ども手当など)では間に合わないであろう。今こそ思い切った債権を発行すべきである。

震災復興国債と題して新たな国債の発行を考えるべきである。無利子非課税国債や英国で発行されたコンソル債などの導入を決断すべき時期である。

民主党が間違っていたのは脱官僚というスローガンを間違って使ったことである。やるべきは脱非決断である。

井村屋

2011年3月8日 火曜日

三重県津市久居の井村屋さんにお伺いした。

肉まんあんまんの井村屋さんである。金子さんのおかげで工場見学および社長さんはじめ役員の方と意見交換する機会をいただいた。

小豆の世界戦略、あんこ文化を広めることにより消費を拡大していくために今、アメリカや中国で井村屋さんとして取り組んでいることなど教えておしえていただいた。

アメリカでred beensではなくazukiとして認知されつつある。小豆文化は広がりつつあるが色に対するイメージが悪いとのこと。欧米人はおにぎりのまわりにのりが巻いてあると敬遠するのと同じような理由だろうと思う。白あんであればイメージが違うのではと社長さんがお話された。

ちなみにアンナミラーズも井村屋さんの経営と聞いておどろいた。肉まんから想像できない。

小豆の煮汁の効用についても教えていただいたが昨年、御座候にお伺いした際にも商品化できればというお話をしたがどの社でも努力しているのだろうがハードルは高そうである。

頑張ってほしい。

無利子非課税国債

2010年12月13日 月曜日

民主党代表選挙において無利子非課税国債を小沢陣営が政策に掲げた。

無利子非課税国債とは利子を付けない代わりに相続税を免除する国債を創ろうというものである。自民党政権時にもずいぶんと議論に上った。

日本の個人金融資産は1500兆円前後と言われている。そのうち65歳以上の高齢者が所有している割合は実に75パーセントである。

読売新聞の白石興二郎論説委員は金持ちのタンスに埋蔵されている金を国の財源として引き出し、社会的弱者のために使うことと指摘し所得再分配機能を働かせることという。

日本の国債発行残高を考えると近い将来に何らかの手を打たなければならない。この無利子非課税国債が果たして有効に機能するかまだ議論の余地がある。

そして国債を購入する側からするとメリットがデメリットを上回っていなければ」ならないので最終的に本当に国家財政にとってプラスかどうかも考えなければならない。

私がより注目しているのは永久国債という発想である。これについてはまたお話したい。

焼き鳥の せいの 25周年

2010年10月11日 月曜日

土曜日に帯広市内にある「焼き鳥のせいの」さんの25周年記念パーティーに参加してきた。このお店は安くてボリュームがあることで有名だ。私は最初にお伺いした際、たくさん注文して残してしまったことがある。支援者の水口さんの紹介がきっかけだ。常連客を代表して水口さんが挨拶をした際に「5年前の20周年パーティーの時に石川を国会へ送り出すのが夢ですと言いましたが実現できました」と語ってくれた。5年前は落選中であったが挨拶の機会を頂いたのを覚えている。しかし25年お店を続けるというのは大変な事である。マスターはその秘訣をお客さんが友達に紹介してくれて客層が自然と新陳代謝しているからですかねと語っていた。お店の経営は軌道に乗るまでは大変だ。常連客が出来てようやく安定してくる。しかし新しいお客さん、若いお客さんが来ないと長くは続かないであろう。30周年に向けて頑張ってほしい。

補正予算及び景気対策

2010年10月7日 木曜日

 先週29日、日銀9月短観が発表された。企業が抱く景気の先行きへの不安は強まっている。生産や国民生活の消費の実態としては夏場までの好調の反動が出てきている。また輸出企業などでは円高の影響も大きい。このような状況の中、日銀ではゼロ金利政策を復活した。政府与党も一日も早く補正予算の成立を目指さなければならない。

最近の補正予算のスケジュールを見ると平成20年度1次補正は20年10月16日成立ー10月20日から11月7日まで要望調査ー割り当て内示が11月25日、平成20年度2次補正は21年1月27日成立ー20年12月22日から21年1月28日要望調査ー割り当て内示が2月9日、平成21年度補正は21年4月27日成立ー21年4月27日から21年6月9日まで要望調査ー7月1日割り当て内示である。時期的に似通っている20年度の1次補正を参考にすると今月中に成立したとすると11月半ばが割り当て内示と予想される。

地方では公共事業の削減もあり建設業の苦境が続いている。今回の民主党の経済対策はねじれ国会を乗り切るために公明党や自民党の考えも盛り込みながらまとめられた。一日も早い成立を望む。

十勝の秋

2010年9月26日 日曜日

 今週は十勝管内各地でたくさんのイベントやお祭りが開催されている。すべてに行ってみたいのだが時間の都合上なかなかそういうわけにはいかない。ご挨拶を依頼されていたり、お知り合いに呼んでいただいたところを優先して参加しているのだが23日には大正メークイン祭り、今日は大和山教団のチャリティーバザーと浦幌町のみのり祭りに参加してきた。浦幌町のとある床屋さんと飲んだ際に「みのり祭り知らないなんて駄目だなあ。今度来たらいいよ」と言われたのがきっかけで行くことになった。

立候補してから丸6年近くたくさんのお祭りや行事に参加してきたが35000人前後の人出には圧倒された。水沢町長さんに案内されて会場を歩いたが確かに管内でこれだけの規模のお祭りはそうそう多くない。役場からのシャトルバスに乗車して会場に向かったが待つことなく次々と発車してくれるので運営されている方々の手際の良さを感じた。餅まきと千人踊りに参加させて頂いたが本当に楽しく過ごすことが出来た。たくさんの出店が出ていたが浦幌町は漁業が盛んな町であるので海産物の出店も数多く出ていた。

 出店のものを食べながらふと思ったのが先日、B級グルメ選手権が開催されて甲府のもつ煮込みが優勝していた。過去に優勝した富士宮焼きソバは優勝後、220億円の経済効果があったと報道されていた。十勝の名物と言えば豚丼である。私も子供のころから豚丼が大好きである。醤油とお酒と砂糖を混ぜたたれであるがお店や家庭によってそれぞれの味がある。最近は帯広空港に行くと豚丼のたれが空港売店で販売されているので知人にお土産として買っていくと喜んでくれた。しかし牛丼チェーン店の豚丼のイメージがあるので十勝以外の方に豚丼というとあのイメージが連想されるので大変残念に思っている。そして本州ではどうしても牛肉より格下の味というイメージがあるのだろうと思う。B級グルメ選手権でご当地グルメの知名度を上げることは地域への多大な経済効果を生み出している。今年は北見から参加者があったようであるが来年は十勝から豚丼や地域の素材を生かした味で挑戦してほしいと願うものである。