‘裁判について’ カテゴリーのアーカイブ

裁判報告会

2015年2月19日 木曜日

2015年2月21日土曜日の午後3時から裁判報告会を行います。

昨年の最高裁での不当判決を受けてすぐ開催をしようと思い12月に設定したところ総選挙の最終日と報告会が重なってしまい開催を延期しておりました。

2010年1月15日の逮捕からずっと戦い続けておりましたが昨年9月30日の上告棄却を受け有罪判決が確定してしまいました。しか私の中では事件はまだ終わっておりません。この事件の核心は民主党潰しであり、小沢潰しであったと思っております。そのスケープゴートとして当時、衆議院議員だった私がターゲットにされありもしない水谷建設からの違法献金事件をでっち上げられたと思っております。

当日は弁護人の安田弁護士、河井弁護士とコーディネーターとして岩上さんを招いて1時間30分ほどパネルディスカッションを行う予定です。

お時間のある方は是非ともご参加下さい。

最高裁、上告を棄却

2014年10月3日 金曜日

私、石川知裕が陸山会事件の高裁判決を不服として最高裁判所に対して行っていた上告が2014年9月30日付けの通知で棄却されました。これにより私自身は禁錮2年執行猶予3年の刑が確定することになりました。到底納得出来ない判決なので弁護士と相談し異議申し立てをしようと考えましたが日本の裁判制度上、最高裁の判決に対して異議の申し立てという制度は無くあくまでも文言に対して訂正の申し立てであり裁判結果の内容に対しての異議の申し立ては無いという事でありましたので訂正の申し入れはしないことにしました。従いましてこれで裁判は終了し刑が確定することになりました。2010年1月15日の特捜部による逮捕以来、4年9ヶ月にわたる裁判闘争に一区切りがつくことになりました。この間、総選挙もあり比例復活による当選もさせて頂きました。応援頂いた皆様に裁判結果をご報告申し上げると共に改めてこの間のご支援に対しまして御礼申し上げます。私自身は執行猶予期間中は公民権停止となるので全ての選挙に立候補出来ない事になりました。当然、次期衆院選も立候補出来ません。大変、悔しい結果ではありますが法の決定を受け入れざるを得ません。しかしながら本日開催しました後援会の拡大役員会で支援者の方々からこれからも支えていくという力強いお言葉を頂きました。厳しい道のりではござますがこれからも『不撓不屈』の精神で頑張ってまいりますのでご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

不起訴不当

2013年4月22日 月曜日

東京第一検察審査会が、陸山会事件での取り調べを問題とした「虚偽捜査報告書事件」について、元検事を一部「不起訴不当」とする議決を出した。

検察審査会での議決は、年明け早々にも出るのではないかと言われていた。各社の社会部の記者の中には「1月下旬にも出るかもしれませんよ」と予想していた者もいたので、随分と時間がかかったなと思う。新しい資料などを提出したりしていたと記者から聞いていたが、私どもの高裁判決の前には出したくなかったという、検察側の意図が感じられる。

私自身は、田代検事が可哀そうだと思っている。

なぜなら、一連の虚偽記載の罪を被せられているからである。

小沢を起訴できなかった検察が、組織ぐるみで検察審査会を利用して「強制起訴」に持ち込もうとした事が仇になり、一検事を犠牲にしてしまったのが真相だ。

大事なことは、真実を明らかにすることだ。

それが、二度と不幸な国策捜査を生まないことにつながるからである。

高裁の審理を終えて

2013年1月29日 火曜日

昨日、東京高等裁判所での私の審理が結審した。

昨年11月14日の高等裁判所での審理入りからわずか2ケ月である。高裁ではほとんど審理しないので、よっぽどの新しい証拠が無いとトントンと進んでしまうと言われていたがその通りだ。

逮捕された当事者は突然、自分の身に何がふりかかったのかわからないものだ。私自身も、何でこんなことを罪に問うているのか最初はよくわからなかった。

そうした心理状況の中で、徐々に追い詰められていく。わけのわからないまま検察官の言うままに調書を取られ、証拠固めをされていく。そして裁判がどういうものかわからないうちに法廷に行く。

勾留時の検事とのやり取りを思い出す。「石川さん。事実が必ずしも裁判の結果とはならないんだよ。」と言う言葉だ。裁判は提出された証拠に基づいて判断を下していく。だからこそ検察は、自分たちに不利な証拠は提出しないのだ。だからこそ我々被告人サイドは自分達で自分の身を守るための証拠を探すのだ。

今回の高裁に備えて新たな証拠探しを弁護団と必死に行ったが、ほとんどが却下されてしまった。

しかし、裁判所はどんな些細なものであれ吟味すべきではないのだろうか。そうでなければ高裁の意味は無いとさえ思ってしまう。

今回の当選で法務委員会に所属することになった。しっかりと司法改革の提言をしていきたい。

妻が立ちます

2013年1月26日 土曜日

1月28日は久しぶりの裁判である。

国会開会日と重なってしまったが仕方がない。

この日は妻が証言台に立つ予定である。メルマガには裁判のことについて触れておいたのでメルマガ読者の方は明日の「汚名返上」を読んでもらいたい。

今日は上京して明後日の裁判に備える予定だ。

しっかり対応したい。

判決から一年

2012年9月26日 水曜日

今日で判決から一年が経った。

今朝は街頭演説から始まった。終了後、帯広空港で飛行機に搭乗して上京した。

小沢一郎元代表の控訴審の日と重なっていたが、特に取材の申込みも無かった。既に小沢代表の裁判が一審無罪であり、控訴審で指定弁護士側が新たな証拠を提出できていないので、判決が覆る可能性が薄い。だから、司法記者の関心も低いと思われる。

また、自民党総裁選の投票日でもあり、控訴審よりも総裁選の結果に関心が集まっていることもあるだろう。自民党の総裁には安倍晋三元総理が就任したが、新総裁としてどういう手腕を発揮するのか国民も注視している。しかし、党員票の結果では無く議員票で逆転勝利したことは、党員の気持ちを無視した結果になったので、党内からは自民党総裁選の選出方法の変革を求める声が上がるだろう。

さて、思えばこの一年、多くの方に支えられながら政治活動を続けることが出来た。後援会の方々には改めて感謝の気持ちで一杯である。秘書団も厳しい時期であるが一生懸命働いてくれている。妻の香織も、慣れない北国暮らしであるが私の代理として頑張ってくれている。

総選挙と控訴審が重なって来るが、選挙も裁判も全力で頑張り勝利したい。

弁護士会講演

2012年8月8日 水曜日

先週の土曜日に、神戸の弁護士会からの依頼で講演にお招きを頂いた。

取り調べの可視化に向けて、世論を喚起していこうというイベントである。90人近い方にお越しを頂いた中で、お話をさせていただいた。

第一部は私が50分ほど講演。第二部は弁護士会の先生からの質問に答えていくという対談形式だ。

私の講演前に、弁護士会の副会長から取り調べの可視化について現状報告があったが、その中で心が痛かったのが「民主党は野党の時は取り調べの可視化を求める法案に賛成していたのです。なぜか与党になって出来なくなってしまった。」という下りだ。他にもマニフェスト実行できなかったものがたくさんあるが、予算関連で出来なかったものは税収の落ち込みや予想の甘さなど言い訳が成り立つが、この問題に関しては後は判断だけである。

当然、この件に関して意見を求められたので「仲間の賛同を募って努力します。」とお答えしたが、参加者の皆さんからすると物足りない答えだったかもしれない。

取り調べの可視化は特捜部の案件ではずいぶんと取り入れられているが、警察も含めるとまだまだ不十分である。

もちろん弊害も考慮しなければいけないだろう。カメラがあると口をつぐむ人も出てくるのでやりずらい、という捜査側の論理もよく聞きながら進めていかなければならない。

しかし、一番大切なことは「組織の論理」や「個人の暴走」などによって捜査機関が無理な捜査を止めさせること。そして、誤認逮捕や無理な捜査をして仮に起訴された場合でも、人権を守ることが出来るようにすることである。

私の録音行為が「自己可視化」という言葉で説明されていたが、私の行為で可視化に向けて大きく前進している反面、全国の捜査機関では録音に対して注意深くなっているという。

鉄は熱いうちに打て、である。

大阪と東京で捜査機関の不備が問題になり国民からの理解が進んでいる今こそ、政権は決断すべきと思う。

せめて、選挙で「このマニフェストは達成しました」と言える可視化を実行してほしい。

死刑弁護人

2012年7月5日 木曜日

死刑事件請負人の弁護士を撮り続けたドキュメンタリー作品のタイトルである。

悪魔の弁護人と呼ばれようとも依頼人を背負い続ける,安田弁護士を特集した記録映画だ。

「オウム真理教事件」

「和歌山毒カレー事件」

「名古屋女子大生誘拐事件」

「光市母子殺害事件」

全ての弁護を担当している。光市母子殺害事件などは,被害者のご主人である本村さんの悲痛な叫びをテレビを通して見ている方々からすると何でこんな奴の弁護をするのかと批判的な声が圧倒的だろうと思う。和歌山カレー事件にしても同様であろう。しかし,安田弁護士は事実や証拠よりもマスコミが作り上げる印象によって事件が作り上げられてしまうと指摘し,マスコミや検察の情報を鵜呑みにするなと言う。

私の二審での主任弁護士であるが,一緒に会議をしていて思うのはとにかく「依頼人」のために全力を尽くすという事である。早朝から会議、深夜まで会議と昼の法廷以外もフル回転で働いている姿には脱帽させられる。

中野の映画館で上映されている。

死刑制度に関心のある方には是非お勧めする作品である。

検事、不起訴の方向

2012年4月19日 木曜日

検事、不起訴の方向 虚偽捜査報告 人事上の処分へ

と昨日の朝日新聞の社会面のトップで掲載されていた。

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2012年4月18日 朝日新聞 39面社会面

石川知裕衆議院議員(38)を取り調べた検事が実際にはなかったやりとりを捜査報告書に記載した問題で、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で刑事告発された田代政弘検事(45)=現・法務総合研究所総務企画部付兼教官=について、検察当局が起訴を見送る方向であることがわかった。

その一方で、田代検事に加えて当時の上司ら数人に対し、懲戒を含む人事上の処分をする見通しだ。

検察当局は、石川議員の日記を掲載した本などから、捜査報告書が作成される数か月前の石川議員の逮捕中に、同趣旨のやりとりが田代検事との間であったとみている。捜査報告書が通常は内部向けの文書であることなども踏まえ、起訴する必要はないとの意見が強まっているという。

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処分を決めるのは検察当局なので、処分に対して意見を言うつもりはない。

しかし、その判断の中で納得がいかない点を指摘したい。

1 小沢氏の関与を認めた点

「検事から≪11万人の選挙民の支持で議員になったのに、うそをつけば選挙民を裏切ることになる≫と言われたのが効いた。」などというやりとりは、田代検事との間では逮捕中も一切無い。同じやりとりは、吉田副部長の調べの中では確かにあったが、それは、小沢一郎への報告・了承についてではなく、水谷建設からの5000万円の裏献金についての取り調べの中で、吉田副部長がそのように発言したものだ。この吉田副部長とのやりとりは、5月17日の田代検事の取り調べの半年以上後に出版された塩野谷晶さんとの対談本の中でお話している。魚住昭・佐藤優 共著「検察と正義」の中で私の獄中日記が掲載されているが小沢一郎と縁を切って政治家として独り立ちをすべきだという事に対してのやりとりである。決して上記のようなやり取りではない。田代検事との間でそのようなやり取りがあって、私が納得して小沢一郎の関与を認めたのであれば、そのやり取りを検事が調書にしてサインさせれば済むことである。

2 検察審査会の利用

結局、法と証拠に基づいて起訴できないから、検察審査会という機関を利用して小沢一郎を起訴するために検察審査会を利用したという疑いをぬぐう事が出来ない。実際に前田元検事の証言で、主任検事が「これは小沢と特捜部の戦争だ」と言っていたという証言からも、小沢を不起訴にすれば自分たちが人事上の仕返しなどやられるという恐怖感を持っていたことは疑いのないことだ。(検察は戦争をするところではないのだが。)内部文書で問題ないという判断は、明らかにおかしい。なぜなら、検察審査会へ提出することは田代検事も公判の中で予想できたことと証言してるからである。

不起訴処分という事になれば、このねつ造問題をもしかしたら検察審査会が裁くかもしれないが、その時、検察は逆に検事たちに有利な捜査報告書を見せて強制起訴にならないような算段が出来ているのかもしれない。

私は田代検事個人に対して何の恨みも無い。

しかし、検察審査会に対して虚偽の捜査報告書を提出したのは明白である。なぜそうなったのか、個人の問題ではなしに組織の問題として究明すべきだろうと思う。

検事失格

2012年4月9日 月曜日

市川寛さんから「検事失格」という本が送られてきた。

インパクトのあるタイトルである。

本の中身を読んでみると検察の問題点がよくわかる一冊だ。

著者とは一度、ニコニコ動画のイベントでお会いしただけだ。その時、感じたのは寂しそうな目をしているという印象であったが本を読んでみて彼の眼の奥に潜んでいる悲しみがわかったような気がする。

来週のメルマガに書評を掲載しようと思う。